バーンレートで資金管理

「バーンレートを頭に入れて自分の生活を死守せよ」~実践チェックリストNo.27


「超キャッシュフロー経営」実現のための100の実践チェックリスト

3ヵ月売上がなかったら



当社で資金管理を行う上でもう一つ指標にしているのは「バーンレートBurn rate)」(資金燃焼率)です。
 
「キャッシュバーンレート(Cash burn rate)」(現金燃焼率)とも言われていますが、企業が毎月いくらお金を失うかを表すもので、「入金―出金」で算出できます。手元の資金算残高をこの数字で割り算すると、あと何ヶ月でお金がなくなってしまうかを示す指標となります。
 
ベンチャー企業など事業の立上げ段階では収入はなく、支出のみです。この場合は、現金預金の残高を毎月の支出金額で割り算することで、何ヶ月後に資金が不足するかが分り、いつまでに売上を上げなければならないか、また、いつ資金調達する必要があるかという目安としてよく使われています。
 
資金繰り表(バーンレート)
 
算出方法はいろいろですが、当社では季節的な要因はなく、大きな設備投資なども行っていないため、単純に「入金―出金」の年初以来の平均値を計算し、実質預金残高をその平均値で割ることでバーンレートを計算しています。
 
例えば、20091月の例で見ると、当月は出金が入金を280,000円上回っています。今後も1月のような資金繰りの状況が続けば、14.6ヶ月後、すなわち、あと12ヶ月後には手元のお金がなくなってしまうということが分ります。
 
毎月安定的な収入があり、かつ常に入金が出金を上回っている会社には必要ありませんが、入金より出金が多い月が続くようであれば、このバーンレートを使って、資金不足の発生時期を事前につかんで、早めに危機回避の一手を打ちましょう
 

ヒーズ株式会社

代表取締役 岩井 徹朗
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