お知らせ

2019/11/06

イソップ童話からの学びを社員との対話を通して会社経営に活かすメソッドです。

お忙しい社長に代わって第三者がマンツーマンで社員と対話することで、社員の本音と不満を掘り起こし、会社の経営改革につなげます。

社員との対話を通して会社経営に活かす

【現場の声を経営に活かす】

社員の数が増えるにつれて、難しくなるのが社内におけるコミュニケーションです。

朝礼や会議で社長が会社の経営方針や今後の重点課題を話しても、社員にその真意が100%ストレートに伝わっていることはまずありません。一方で、お客様との最前線に立って社員が日頃感じている疑問や悩みがそのまま社長に伝わることも、社員が多くなるにつれて、だんだん難しくなります。

この問題に対して、社長が直接社員に話を聞くという解決策があります。

けれども、残念ながら多くの社員は社長の前ではなかなか本音を話しません。また、仮に社長の話があまり理解できていなくても、「分かっているか?」と言われると、「分かりました」と答えます。そして、社長自身も「社員が本当は何を考えているのか」について、一人ひとりあまり深く追究しないのが普通です。

このため、気がついてみると、社員が社長の思惑とは違う形で行動していたり、社員がトラブルを抱え込んで発覚した時には、大きな問題になっていたり、ということが起こる恐れがあります。

 

弊社が始めた新しいサービス「経営者の耳はロバの耳」

社長でもない上司でもない、何の先入観も持たない第三者が公平な立場で社員の本音を引き出すことで、潜在的なニーズや不満を発掘することがその目的です。社員の本音を引き出して、会社の経営改善に活かしたいと常日頃からお考えの経営者向けのサービスとなっています。

 

【サービス名の由来】

「経営者の耳はロバの耳」はイソップ童話「王様の耳はロバの耳」に由来しています。

経営者の耳はロバの耳

いついかなる時も帽子をすっぽりかぶっている王様が髪の毛を切るときには、床屋をお城に呼びつけていました。しかし、お城に行った床屋は誰ひとり戻ってくることがなく、町の床屋は減り、とうとう2人だけになってしまいます。残った床屋さんがいよいよお城に呼ばれて王様の髪を切るために帽子を取ると、王様の耳がロバの耳のように大きいことを知ってしまいました。王様からは「この秘密を絶対に誰にもしゃべるな。しゃべったら命はないと思え」ときつく言い渡されます。

しかし、その床屋さんは黙っていることがだんだん苦しくなり、ある日林に行って穴を掘り、「王様の耳はロバの耳」と叫んだことで、巡り巡って最終的に「王様の耳が大きい」という秘密が国中に知れ渡ることになりました。しかし、隠しようがなくなってしまったことで、王様はかえって楽になったことから、この床屋さんに褒美をとらせるというお話です。

この王様を経営者、床屋さんを社員と考えたとき、社内にくすぶっている問題に行き着くことはないでしょうか。

今回の弊社の役割は、言ってみれば、床屋さんが掘った穴のようなもの。社員が日頃思っているけれど、なかなか言い出せない本音を安全な場所を作って言語化することで、会社の改善に活かしてもらいたいと考えています。

 

【サービスの流れ】

社員の本音を会社の改善に活かす

(1)事前準備

正式にお申込みいただいた後、今回は何をテーマに弊社が社員と対話するのかを選定していただきます。また、同時に今回の対話にご参加いただくメンバーを選んでいただきます。そして、弊社では、選定されたテーマと対象者の方をベースに、当日どのような質問をするのかを決めます。

(2)社員との対話

弊社では事前準備で作成した質問事項をもとに、社員の方とマンツーマンで対話を行います。社員から見れば、直接の利害関係のない第三者が面談することで、忌憚のない意見が出やすくなります。また、テーマに沿って、経営者の視点と社員の視点のズレを客観的に分析します。そして、質問に仕方に工夫を凝らして、社員が本当は何を認めてほしいのかを探ります。

(3)レポート提出

対話終了後、原則として1週間以内にレポートを提出させていただきます。レポートの中に含まれるのは以下の3つになります。

①社員と対話した内容の取りまとめ

②対話から見えてきた会社の課題

③会社の課題に対する改善提案

 

【サービスをご利用いただく際の前提条件】

なお、サービスの効果を最大限に上げるため、ご利用にあたっては以下の3項目について予めご理解のほどお願いします。

(1)誰が何を言ったのかは詮索しない

 ←できるだけ本音で話してもらうため、レポートでは社員の発言内容を匿名でまとめます。

(2)対話の目的について経営陣から社員に事前に伝えていただく

 ←対話の時間を有効に活用するため、目的は予め社内で通知するのが効果的です。

(3)社員から出た要望のうち、少なくとも一つは1ヵ月以内に何らかの回答を会社が出す

 ←聞きっぱなしでは、単なるガス抜きになるので、サービスご利用後の行動が大事です。

 

【サービスの価格】

99,000円(税込)

ただし、人数で10人まで、または、ヒアリング時間で5時間以内のいずれかが上限となります。

例:5人×1時間=5時間、10人×30分=5時間

(なお、上限を超えてサービスのご利用をご希望される場合は、別途見積りさせていただきます。)

また、交通費および宿泊費等のご負担を別途お願いしております(東京都内は無料)。

 

【サービスに関するお問い合わせ】

「経営者の耳はロバの耳」に関するお問い合わせは「こちら」からお願いします。

お問い合わせ内容に応じて、弊社よりメールにてご連絡させていただきますので、よろしくお願いします。