ミセルチカラの磨き方
「なんか違う」を消した瞬間、人はズレ始める
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

連休も終わりましたが、どのようにお過ごしでしたか?
私は何年かぶりに風邪をひいてしまいました。せっかく予定していたこともあえなくキャンセル。
免疫力が落ちていたのだと思いますが、みなさんもお気をつけください。
「風邪ひいたかも?」で最初に感じるのは、身体の「違和感」です。
これは、はっきり症状として表れますから、「違和感」としては分かりやすいものです。
でも、分かりにくいものもあります。
そもそも「違和感」というのは、「感」と付くぐらいですから感じるものです。
自分自身のことであれば「いつもと違う」とか「なんか違う」という感覚から始まります。はっきり「違う!」とはまだ言えないくらいのもの、「違う」のもっと手前にあるものということもあるかもしれません。
この「いつもと違う」が、自分以外のことであったらどうでしょう?
「違和感が立つ」というかんじでしょうか。
例えば、いつも来る人のはずが来ないとか。
先日こんな違和感がありました。
私のライブにはいつでも真っ先に「行くよ」って言ってくれる人から連絡がないという小さな違和感。
でも、ここで迷いませんか?「再度連絡するかどうか」をです。
連絡が来ないからって、「どうなってるんだろう」と思うのは、言ってみれば大きなお世話です。
「まぁ、しかたないか」と、そこで人は関係に触れることを止めることもあるわけです。
でも、私はこの「違和感」をゼロにすることができなくて正直に「大きなお世話」を伝えてみました。
ただ見えていなかった「違和感」に接続することで、その人の身に「いつもと違う」ことが降りかかっていたことが分りました。
その人は「超能力でもあるの?」と言って私の「違和感」に感激してくれていましたが、「違和感」は当たるか外れるかじゃありません。触れなければ、何も始まらないということです。
自分の外側にある「違和感」もそうですが、自分の内側の「違和感」も同じように触れてみること。
それが、自分の中の「ズレ」につながっているからです。
今はこの「ズレ」が埋没しがちです。
情報過多の時代です。SNSの断片的な情報で断片的に考えます。AIに依存することで理解した気になることもあります。
「違和感」を「ズレ」として認識する前に「無きものにする」ということ。
私は「違和感」というものは、「理解」するものでも「解消」するものでもないと思っています。
あくまでも、「なんか違う」はスタート地点。
「言われてることは分かっている」「やることはやっている」「一生懸命に努力している」というときにもあるんです。「なんか合ってない」「なんか腑に落ちない」ということが。
だから、問題を理解して解決しようとするわけですが、「なんか…」の部分にこそ目を向けたいわけです。
人は「正しいか」「間違っているか」を急いで決めたくなります。けれど、その前にしか存在しない感覚があります。
はっきり説明できない。
理由もまだ分からない。
でも、「なんか違う」がある。
それは、単なる気のせいではなく、まだ言葉になっていない「自分からのサイン」なのかもしれません。
だから私は、「違和感」を雑に扱わないようにしています。
「違和感」は、答えではないけれど、そこに触れたとき、止まっていた関係が動き出したり、見えていなかった「ズレ」が見え始めたりするからです。
私の外側で起こった「違和感」ですが、「大きなお世話も」ときには必要みたいです。
その人が言ってくれました…「絆ってすごいね」って。
それでは、今日も1日お元気で。
★関連する記事は「経営判断を支える「静かな違和感」との向き合い方」
「ちょっとした違和感」を意識的に感じることで、自分の価値観と直結することにたどり着きます。そして、経営判断を支えることになるのは、「静かな違和感を聴きとる力」です。
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