ミセルチカラの磨き方

2021/01/08

不安を乗り越え「なんとかする」ために実践している3ステップ

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
不安を乗り越え「なんとかする」ために実践している3ステップ
首都圏の一都三県を対象に緊急事態宣言が出されました。

感染者数が減らない以上、やむを得ないかと思いますが、我々としては、このような状況下においても「なんとかする」ことが求められます。

ある本を読んでいた時、

マネジメントの本質は「なんとかする」こと

というフレーズを見つけました。

私はとてもしっくりきているので、自分の辞書の中では

マネジメント=なんとかすること

と定義しています。

マネジメントと言うと、普通は「管理」という言葉が頭に浮かびます。

しかしながら

  • 人を管理する
  • 仕事の進捗を管理する
  • お金の動きを管理する

だけではなんともなりません。

「なんとかする」ためには

  • 働かない人がいたら、働くように声をかける
  • 仕事が行き詰っていたら、その障害を取り除く
  • お金が足りなければ、かき集める

ことが必要になってきます。

つまり、「なんとかする」ためには

考える→行動する

ことが必ずセットになります。

けれども、「緊急事態宣言」のように不安を生むような状況になると、どうしてもノイズが入り思考が停止して

考える→行動する

ことができなくなります。

不安で頭が一杯になってなかなか頭が働かない時、私がよくやるのは

不安に感じていることをすべてノートに書き出す

ことです。

自分の頭の中にあることを一旦文字にしてみると、「不安に思っていることは意外と少ないんだなぁ」ということに気づきます。文字とアウトプットして、自分の目で見ることで、自分の状況を客観視できるのです。

そして、一旦棚卸しが済んだら

今日やることをノートに書き出す

ことが次のステップ。

やることはたくさんあっても1日24時間、時間は有限です。不安解消に向けて、やるべきことがたくさんあっても、今日できることは限られています。

そして、実際に行動してみて、夜の段階で

実際にやったことをチェックする

のが第三のステップ。

つまり、「なんとかする」ための3ステップは

不安に感じていることをすべてノートに書き出す
 ↓
今日やることをノートに書き出す
 ↓
実際にやったことをチェックする

です。

翌日以降は最初のステップは飛ばして

昨日できなかったことも参照しながら今日やることをノートに書き出す
 ↓
実際にやったことをチェックする

を繰り返していきます。

また、ちょっとしたコツとしては

  • やることは簡潔に記載する(例:メルマガを書く)
  • やることの中で優先順位はつけない(→できることややりたいことから始めて行動を加速する)
  • 全部やらなくても気にしない(→翌日にさらりと繰り越す)

です。

1日の終わりにやった項目にレ点を書いてチェックすると、昨日よりは少なくとも一歩前進したことを実感できます。このようなルーティーンをサポートしてくれるツールもありますが、パソコンやスマホを使うより、手を使って紙に書く方が効果的だと感じています。

以上は私なりの方法で、必ずしもこの通りやる必要はありません。私も色々と試行錯誤を重ねて、今のやり方に落ち着きました。

このような状況では誰しも不安を抱くもの。まずは、その不安をアウトプットして可視化し、「なんとかする」ための一歩を踏み出しましょう

なお、「自分がどういうことに対して『不安』に思うのか」という自分の思考の癖が分かると、

考える→行動する

のスピードが格段に上がります。

自分の思考の癖を知って、行動の質量を更に上げたい方は「こちら」をご覧ください。
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