ミセルチカラの磨き方

2021/03/25

会社では目に見えないものを常に求めているという矛盾を解消する

カテゴリー :ステージを上げる

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。

会社では目に見えないものを常に求めている
製品として何か形が目で見て分かるもの。

物体としての形はなくても数字のようにはっきりと分かるもの。

人はそれを「分かりやすい」と言います。

一方で、目で見ることができないものについては「分かりにくい」「理解できない」と言います。


でも、それはある意味、とっても矛盾していると思うんです。

経営者は社員に、上司は部下に「目で見ることができないもの」を常に求めているからです。

やる気・根気・勇気・熱意・モチベーション・覇気・心意気・決意・気概・覚悟…ナドナド。

目に見えないにもかかわらず、仕事をする上で欠かせないものだからこそ、社員研修をしたり、制度を整えたり、いろいろな方法を試している会社はあると思います。


ただ、「画一的な方法」では解決できないことがあります。

なぜか?

社員や部下に対して求めているこの「目に見えないもの」は人によって違いますし、時と場合によっても違ってしまうからです。


だからこそ、この目に見えないけれど大事なものは、それぞれの人が目に見える形にする必要があると考えます。それも自分で分かる形にしておかないと意味がない!

「自分にとってのやる気はこういうこと」、仮にこれが分かっって「言葉」という見えるものにできたら、自分を良い状態にすることもできますし、良い状態ではないことにもいち早く気づくことができます。


つまり、これが自己認識

自己認識ができるようになってくると、目に見えないものなのに「やる気を見せろ!」なんて言われてしまっても大丈夫。

そんなことを言われなくても、自分の力を存分に発揮できるからです。


自分の力を発揮する方法が分かって実践し続ける人だらけ。

そんな会社であったら目に見えないものを「見せろ!」と言わなくてもいい。

「やる気がない…」「熱意が足りない…」「覇気がない…」「モチベーションが低い…」

もう言う必要がありません。


「見えないものを言葉にする」ことで自己認識力を高める

これは私が全力で取り組んでいる仕事ですが、日本には「言葉」を表すとても素晴らしい表現があります。「言の葉(ことのは)」です。


やまとうたは ひとのこころをたねとして よろずのことのはとぞなりにける

平安時代、紀貫之が書いた「古今和歌集」仮名序に出てくることを最近知りました。

いにしえの人々はいろいろな感情を和歌にして表したわけですが、心の種から葉がたくさん茂るように言葉にしたということかと思います。


その人の内に秘めた目に見えない大切な感情はそれがどんなものであっても「言の葉」にのせることで目に見える。

そして、それを仕事に活かす!!

活かさないなんてもったいないかもしれない…と思われたら、「こちら」をチェックしてみてください。
 

では、今日も1日お元気で!

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