ミセルチカラの磨き方

2021/08/20

順延が続く高校野球で感じるコンフォートゾーンにつかっている危うさ

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

順延が続く高校野球で感じるコンフォートゾーンにつかっている危うさ

夏の全国高校野球選手権大会が雨による順延が続いています。

元々夏の酷暑が続く炎天下で野球をやること自体どうなのかという問題がありました。それに加えて、今年は大雨の影響で予定が大幅に狂っています。

引き続き真夏に開催するという前提ならば、「やはり、大会をやる場所として甲子園球場は本当に最適なのか?」をきちんと検証する必要があります。


しかしながら、実際には

「長年の伝統だから」

「甲子園は球児の憧れなので」

という理由がたくさん挙げられて、何も変わらないという状況が予想されます。

おそらく、「大会開催中に出場選手が熱中症で死亡する」といった「想定されるけれど、今まで起きていない出来事」が現実に発生しない限り、状況は変わりません。


人の本能は「楽」を求めるので、変えることによる煩わしさと、変えないことによる楽さを勘案すると、たいていの場合、後者が勝ります。一種のコンフォートゾーン(心地良い状態)が生まれるので、そこから抜け出したくないのです。

けれども、いろいろな諸条件が変わって危機が迫っているのに、何も変えないというコンフォートゾーンにどっぷりつかっているのは、かなり危ない状況です。


会社においても、うすうす「そろそろなんとかしないと」と頭の隅では感じていても、想定されるけれど、今まで起きていない出来事だから、「まぁ、いいかぁ」という感じて、検討を先延ばししていることはないでしょうか?


多くの企業では何か大きな問題が起きると、第三者委員会というのを立ち上げて、外部の有識者の観点から問題点を洗い出し、検証します。しかしながら、これはあくまで後手後手の対応です。

先の高校野球の例で言えば、「大会開催中に出場選手が熱中症で死亡する」という痛ましい事件が起きてから初めて、第三者を交えて「大会運営は本当に適切だったのか」を検証するようなものです。


会社を取り巻く経営環境が大きく変化する中、何も変えないというコンフォートゾーンにどっぷりつかっていることは経営の放棄を意味します。

なお、先手を打ってコンフォートゾーンから抜け出したいとお考えの社長さんがおられましたら、ぜひ「こちら」もご検討ください。

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