ミセルチカラの磨き方

2021/09/17

成果が出やすい人となかなか出ない人の最大の違いはどこにあるのか?

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

成果が出やすい人となかなか出ない人の最大の違いはどこにあるのか?
成果が出やすい人となかなか出ない人の違いはどこにあるのでしょうか?

・素直な人

・まじめな人

・勉強熱心な人

など、いろいろな要因はあります。

しかしながら、一つだけ要因を上げろと言われたら「私はこれをやりたい!」という「明確な目標の有無」です。


例えば、ダイエットで

A:「最近太ってきたのでやせたい」

B:「このドレスをクリスマスに着たいので、12月までにあと3キロやせたい」

という人がいた場合。


ダイエットに成功する確率が高いのは後者のBさんです。

Bさんの場合

・理由:このドレスをクリスマスに着たい
・期限:12月まで
・目標値:3キロやせる

がハッキリしています。

これに対して、Aさんの場合は「なんとなくやせたい」という感じなので、なかなか上手くいきません。


我々も会社のビジョンやミッションを見直しした後は具体的な成果につなげていただくために「いつまでに何をやるか」を決めていただくようにしています。

ビジョンは理想とする世界なので、それを言語化して常にイメージすることは大切。ビジョンを意識することでワクワク感は生まれます。けれども、残念ながらそれだけでは成果につながりません。


仕事である以上、期限を決め、やったかやらないかが分かる目標を定める必要があります。

この目標は必ずしも数字で設定する必要はありませんが、やったかやらないかが誰が見ても同じであることが大切です。


先のダイエットの例で言えば

・3キロやせる

というのは誰が見ても同じ結論になりますが

・なんとなくやせる

では

・体重を減らす

・腹囲を小さくする

・体脂肪率を落とす

など、基準が曖昧なのです。

このため、Aさんは「自分は頑張ってやせた」と主張しても、Cさんからは「全然前と変わっていないじゃん」と指摘されることにもなりかねません。


もし、「最近いま一つ仕事で成果が出ていない」と感じておられるなら、まずは主体的に「明確な目標を定める」ことをお薦めします。

目標と言うと大げさに聞こえるかもしれません。けれども、最初のうちは「今日中にこの資料を仕上げる」というような小さな目標でも全然OKです。


そして、自分で立てた今日の目標がある程度達成できるようになれば

1週間後の目標を定める
 ↓
その目標から逆算して今日の行動を決める
 ↓
自分の決めたことを今日やる

というように、ちょっと先の未来の明確な目標を定めましょう。


着眼大局、着手小局。

ビジョンやミッションなど大きなイメージを掴んだ後は、今日やるべき小さなことにいかに集中して取り組めるのかが鍵となります。


なお、自分一人ではなかなか目標を決めづらいという方は「オンライン初期診断(1回90分、5,000円)」をご活用いただければと思います。

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