ミセルチカラの磨き方

2022/03/11

東日本大震災から11年目の日に感じる自ら考え、行動することの大切さ

カテゴリー :ステージを上げる

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

東日本大震災から11年目の日に感じる自ら考え、行動することの大切さ
今から11年前の3月11日。東日本大震災が起こりました。

振り返ってみると、混乱の中、デマを含めて、いろいろな情報が飛び交いました。

特に福島原発に関しては、当時の政府の発表を聞く限りにおいては、「とてもたいへんな状況だけれど、なんとかなりそうだ」と感じた記憶があります。

しかしながら、後日事実が明らかになるにつれ、「実はメルトダウン寸前だった」ということが判明しました。

今まで起きたことのないような事態が発生した時、仮に正確な事実を把握できたとしても「その事実をどのように解釈するか」については、意見が分かれます。

その際、仮にその分野の専門家の意見が「大丈夫です」というものであっても、「本当は大丈夫とは限らない」ことを頭の片隅に入れておく必要があります。

ロシアのウクライナ侵攻が始まる前、シンクタンクのエコノミストの先生が講師をされる世界情勢に関するセミナーがありました。

その際、「ロシアによるウクライナ侵攻はあるのか」というテーマも最後に取り上げられたのですが、エコノミストの予想では「ロシアはウクライナに侵攻しないのでは」。けれども、実際にはその数日後、侵攻が始まりました。

もちろん、「だからエコノミストの話は信用ならない」ということではありません。いくら正確な情報をたくさん集めて予測したところで、その予測は外れることがあるということです。

なかなか行動しない人の特徴の一つが「情報収集には熱心だけれど、それが決断に結びつかない」ということ。たくさんのビジネス本を読んだり、いろんな講座に通ったりするのですが、結果として知識で終わってしまい、それが行動につながっていないのです。

世の中にある問題のほとんどは正解のない問題です。

したがって、その問題に対して「答えはAだ」と言う人もいれば、「いや、答えはBだ」と主張する人もいます。けれども、自社にとっての正解は「AでもBでもなく、Cだった」ということがあります。

デマ情報に振り回されるのはダメですが、仮にある程度信頼のある会社や人が発信する情報であっても、自分の決断の判断材料の一つにすることはOKでも、思考することを放棄して鵜呑みにすることにはリスクがあります。

残念ながら世の中には何か自分にとって不都合なことが起こると、「自分は悪くない、悪いのは〇〇だ」と、すぐ他者のせいにする人がいます。しかしながら、仮に他者が100%悪いとしても、「自分は悪くない」と言っているだけでは、状況は好転しません。

そして、自分の人生をより良いものにしたいなら、「悪いのは〇〇だ」と捉えて思考を止めるのではなく、「ここからより良くするには自分は何をしたら良いのか」を考えて、自分ができる行動に集中することです。

私がメルマガを始めたのはあの東日本大震災の後から。

それまでも「メルマガを始めたいなぁ」と思いながらも、なかなか重い腰を上げることができませんでした。

あれから11年。なんとかかんとか続けて行動したことで、いろいろなご縁が生まれ、会社の売上にも少なからず貢献することができました。

自分の考えや意見を発表すると、時には批判されることもあるので、怖いと感じる人もおられるかもしれません。

けれども、正解のない問題については「その考え方は間違っている」と言われても、それは「自分とその人とでは意見が違う」ということに過ぎません。

先日あるクライアントさんから、以下のようなメッセージをいただきました。

ここ数年出会う方々から、コンセプトにとても共感すると言っていただく機会が増えました。商品だけでなく、コンセプトや想いが届くのって、本当に嬉しいことですね。

自分の意見や考え方をコンセプトとして言語化し、伝え続けることで、仕事においても新たな世界が広がります。

いろいろと混乱が続く世の中ですが、自分が行動することで、自分を取り巻く環境は必ず変えることができます。
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