ミセルチカラの磨き方
「ゼロポイントに戻る」を意識して自らをチューニングする
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
満開だったソメイヨシノは花を散らせましたが、濃いピンクの八重桜が見頃になってきました。
気温は夏並みですけれど、もう少し春を楽しめそうです。
「ぼくらはきっと待ってる~」で始まる名曲「さくら」は今の時期にはよく耳にしますから、みなさんもよくご存じかと思います。
その「さくら」を歌う森山直太朗さんが先日歌番組で話されていたことがとっても印象的でした。
「ゼロポイントに戻る」という話です。
顔面麻痺になり、軽い発声障害にもなった時、もう歌手は続けられないとも思ったそう。
音楽活動を続けていく中で、
お客さんにもっと楽しんでもらいたい
スタッフにもいい気持ちで働いてもらいたい
いい作品をつくり続けたい
というプレッシャーが重なってのことだったようです。
「ストレスから体調不良になった」と言ってしまえばそれまでですが、「こうしたい」という純粋な思いが、「こうしなければならない」という強迫観念にも変わったのかもしれません。「自分を見失った」と話していました。
そんなときミュージシャン仲間の一人から「家で歌うかんじでいいんじゃない?」と言われて原点を思い出したそう。
原点というのが「ゼロポイント」です。
森山直太朗さんは「ゼロポイントに戻る」ことを意識しているということと「ゼロポイント」を見失わないことを強調されていました。
ただ「始まりの場所に戻る」とか「初心を思い出す」ということではなくて、歌うことで感じていた気持ちや感覚までも含めてのこと。だからこそ、復活できたということなんだと思います。
この話を聞きながら、「そうそう、それはセルフプロデュースの肝だよ!」って画面の森山直太朗さんにしゃべっていました(…ちょっと怖いけど)。
「ゼロポイント」という言葉は使っていませんが、「ゼロポイントに戻る」ということはセルフプロデュースの大事な考え方です。
どんな方法でもいいから、自分の「ゼロポイント」は分かっているに越したことはない。
…だけど、戻るところが分かっていないと戻れないんです。
毎回「ゼロポイントが違う」なんてことだったら、それは「ゼロポイント」ではないですよね。
「ゼロポイント」を知っておきたい方は「こちら」をご覧ください。
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セルフプロデュースのオンライン講座を見ると納得していただけるかと。「ゼロポイント」って、自分のコアってことですから。
セルフプロデュースは「体幹を鍛えるのと同じ」とお伝えしていますが、自分の「コントロール方法」をイメージしてしまうかもしれません。ただそれは「制御する」とか「管理する」という意味合いが強いと思っています。
「制御・管理」ではなく、「調整・調節・整理」です。つまり「整える」ということ。
セルフプロデュースは「自分のコアを揺るぎない力にして自分を整えること」と言っているのはそのためです。セルフプロデュースは「チューニング方法」というイメージの方が近いと思っています。
新年度もスタートして半月が過ぎました。自分にピッタリのチューニングで進めて参りましょう!
では、今日も1日お元気で。
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