ミセルチカラの磨き方
責任感を語る前に、あなたの立ち位置を見直そう
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。
「ギヤ~ッ!!!」(←私の声です)
洗濯物をたたんでいる時のこと。
何かの拍子に直径3~4センチの丸いものが乾いたシャツの中から飛び出しました。床にコツンと音がするその堅い塊…なんと、カタツムリ!生きていました。家事歴32年の私、初めての出来事でした。
さて、今週日曜日の選挙。
自民党も「結党以来初」を経験することになりましたよね。「衆参両院で過半数割れ」です。
選挙結果について、ここで何かを語りたいわけではありませんが、「少数与党」という事実に対しての反応がおもしろいと思ってしまいます。
・トップの責任を追及する人
・トップの辞任を求める人
・自身の地元のだいたいの人が辞任を求めていると言う人
・釘を刺す重鎮の人
・トップを支える立場にいながら関係無さそうな顔をする人
・涙ながらにトップを労う人
・SNSを使って「べき論」を発信する人
今回経験する「初めて」の原因は一つでないし、要因なんて言い出したらキリがないくらい出てくるはずです。そして、「何が悪かったか」の分析が始まるのは想像できます。
でも、この結果を招いた原因を自分ごとにできない人が何と多いことか!
良い、悪いのジャッジはしませんが(人それぞれですから)、多かれ少なかれ、これって会社でも同じだなぁと思ってしまいます。何か困った問題が起こったとき、こういう人がいるんじゃないでしょうか?
政党にしても、会社にしても「トップとしての責任」というものは当然のことながらありますが、「辞める、辞めない」っていうのは、単なる方法でしかない。
そこだけに囚われてあ~でもない、こ~でもないと言うのは、まったく視点もズレてるし、視野が狭いし、視座も違っています。
誰か一人の責任で済まそうとしたり、傍観者となって批判したり、自論を展開して批評家になったり。選挙結果よりも、そういうことがものすごく気になってしまいます。
トップだけではなく、その周りにいる人もそうなっていたら、望むような結果なんて得られるわけがないと思うからです。
政治の世界のことはよく分かりませんし、永田町の常識をひっくり返す、捉え方を変えるというのは並大抵のことではないだろうとは思います。
でも、自分自身のことだったら、考え方の視点を鋭く、視野を広く、視座を高くすることで捉え方を変えることはできます…「簡単です」とは言いませんけれど。
自分のことは自分にとって都合よく解釈したくなるからです。
私の「初めてのカタツムリ」ですが、どうやって洗濯物までよじ登って、どうやって入り込んだのか…侵入経路は謎。
自分を客観的に知る「初めて」は「こちら」から。「謎」のままにしておかないことをお勧めします。
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連日の猛暑が続きますが、今日も1日お元気で。
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