ミセルチカラの磨き方

2020/03/06

9年前の記録を読み解いて、今日からの行動に活かすヒントを得る

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

9年前の記録を読み解いて、今日からの行動に活かすヒントを得る
今世の中にはすごく不安が広がっていますが、9年前の東日本大震災の時、自分はどうしていたのかと思って、過去の記録を探してみました。


以下は2011年3月13日に書いたブログの一部です。
↓ ↓ ↓
(前略)
一昨日地震が起こった時、私は15時30分からのアポイントに向かう途中でした。山手線を降りて新宿駅のプラットフォームを歩いていた時、最初の大きな揺れが…。

その後駅の改札を出ましたが、街中人でごったがえしになっていました。電車も止まり、タクシーもつかまらない状態だったので、アポイント先へ行くのは難しいと判断し、先方へ連絡しようと思って電話しましたが、携帯電話が一向につながりません。


そういえばとふと思いだし、まずG-mailを使って先方にメールを送りました。

そうこうしている内にコンビニのところで、公衆電話を発見。先方に電話したところ、ようやく直接話をすることができました。既に先方では私が送ったG-mailを見てくれていた様子で、アポイントの日時を変更。これで一つは問題解決です。


一方、この間家族とは連絡がとれませんでした。当日はその時間に外出すると聞いていたので、携帯電話でしか連絡のとりようのない状態。しかも、その携帯電話がつながらないため、ちょっと打つ手なし。

そこで、まずは事務所に戻ろうと高田馬場まで歩きました。事務所は多少書類等が散乱していましたが、見たところ大きな被害はなく、パソコンも無事つながりました。


この後、災害用伝言板を使って家族とも連絡がとれ、午後9時頃に新宿で家族と再会。高層ビル内にあった公衆電話で実家にも我々の無事を報告。

新宿駅近くのカレー店で夕飯を済ませて駅に戻ると、11時頃から京王線が復旧した旨の知らせ。

調布の我が家に着いたのはちょうど日付が変わる直前でした。


明日からまた仕事が始まるという方も多いと思いますが、金曜日から今日にかけて気付いたことや実行したことの一部を箇条書き的に書きます。

少しでもご参考になれば、幸いです。

 

  • Twitter

今回情報収集で役立ったのがTwitterでした。私は現在2,172名の方をフォローしているのですが、タイムラインに流れる最新の情報は大変参考になりました。

また、今回災害時には携帯電話があまり機能しなかったことがよく分かったので、家族との連絡用手段の一つとして、家族にもアカウントを開設させました。

 

  • 運動靴

結果的に私は新宿―高田馬場を歩いて往復しただけで済みましたが、普段履いている革靴で長時間歩くのはなかなか困難です。

本日運動靴を買ったので、今まで履いていた古い運動靴を明日事務所用に持っていく予定です。

 

  • 地図

歩いて移動中に2人の方に「〇〇へ行くにはこっちで良いのか?」と聞かれました。

最初の方には自分が今通ってきた道だったので、自信を持って「こっちで大丈夫です。」と回答することができました。しかし、もう一人の方には、「たぶんあちらの方向で大丈夫だと思います。」という非常に曖昧な答えしかできませんでした。

結果的にはその答えで間違っていなかったのですが、やはり、自分の行く場所だけでなく、自分がよく知らない場所への行き方を聞かれることがあるというのを改めて実感。今日本屋さんで前から買おうと思っていた「震災時帰宅支援マップ首都圏版」 を購入。

 

  • 充電機器の携帯

私は普段NTTドコモとiPhoneを利用しています。ドコモの充電器は普段から持ち歩いていますが、iPhoneのは自宅に置いたままでした。

今回は前日にフル充電していたため、問題はなかったのですが、せっかくの電子機器も電池切れでは宝の持ち腐れ。充電機器はセットで持ち歩きたいと思います。

 

  • 緊急時連絡方法の確認

いざというどういう方法で連絡をとるか、連絡が取れない場合はどうするのかを事前に決めておくべきでした。

災害用伝言版も今回いったん事務所に戻れる状況であったため、落ち着いて対応できましたが、これが常に外にいなければならない場合であれば、家族と連絡が取れるまでもう少し時間がかかったように思います。


明日以降仕事を行う上でやろうとしていることは以下のようなことです。

  • 事務所の緊急用グッズの確認

いったんは事務所に泊まらざるを得ないかなあと思って、改めて事務所内を見直してみると、足りないものがたくさんありました。

自宅には災害用グッズを一通りリュックにまとめていますが、事務所はほとんど未整備。大手企業ではこの辺の対応をきちんとしているところも多いのでしょうが、帰宅難民になる可能性があることを勘案、最低限必要なものは揃えたいと思います。

 

  • 仕事の前倒し実行

輪番停電も予想される中、今日できるものは今日中にという形で仕事をより前倒しで実行したいと思います。

 

  • 時間の割振り

事務所でしかできないこと、自宅でもできることを切り分けて、よりメリハリをつけて時間を使う必要があると考えています。

 

  • 情報の取捨選択

混乱が続く中、いろいろな情報が錯綜しています。私のところにも、知人から有害な雨が降るので注意した方が良いというメールが来ました。

どの情報を信じ、どう判断するかは最終的には個々人によると思いますが、少なくともデマ情報には惑わされないよう充分に注意したいと思います。


今回やはり痛感したのは人のつながりの大切さ。

地震当日、夜遅くにカレー屋さんに入った時、店員の方が笑顔でテキパキと働いている姿に大いに元気づけられました。

私個人にできることは小さいことかもしれませんが、まずは自分ができることをしっかりとやっていきたいと思います。
↑ ↑ ↑
過去の引用はここまで


いかがでしょうか。

当時もかなり不安な状況だったかと思いますが、9年前の私は自分が今読み返してもびっくりするぐらい冷静に行動していたように感じます。

その要因の一つは、文字として記録に残していたことにあります。仮に自分の中に不安に感じる要素が多くても、アウトプットして言葉にすることで、少しは冷静に行動できるのではないでしょうか。

また、自分の記録を残しておくことで、将来何かあった時に、自分はどのように感じ、何を考え、いかに行動したかを、自ら客観的に振り返ることができます。

 

何か一つでも参考になることがあれば嬉しく思います。

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