ミセルチカラの磨き方

2021/03/05

判断は柔軟に変えても、判断基準のベースとなる信念を首尾一貫させることが信頼を生む

カテゴリー :マネジメント

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

判断は柔軟に変えても、判断基準のベースとなる信念は首尾一貫することが信頼を生む
首都圏の一都三県に対する緊急事態宣言は延長される方向で進んでいます。

指標としてステージ3の状況をクリアしても、当初は想定してなかった変異株の拡大がその一因とも言われています。


政治的・経済的な影響を別にすれば対策を考える上で

仮説を立てた時点では分からなかった事象が新たに出てきた
 ↓
前の仮説を改めて、仮説を立て直す

というのはごく普通のことです。

物事を考える時に、「前に発言したこととの一貫性の有無」だけを取り上げて、「議論として正しい道筋を見失う」のは中長期的に見れば得策ではありません。


先日起こったみずほ銀行のシステムトラブルに関連して

「銀行と仕事すると、『システムを止めることがあってはならない』という無謬性を求められる」

というエンジニアの話が新聞に出ていました。(2021年3月3日付「日経新聞」参照)


無謬とは理論や判断に間違いがないことですが、たとえある時点では完璧な理論であっても、状況が変われば、不備が見つかる可能性があります。また、自分として正しいと思った判断でも、新たな情報が出てきたら、その判断を変えることも必要です。

先のエンジニアの話の続きは(「システムを止めない」という判断が何よりも優先されるため)

「リスク情報が上に上がりにくい傾向がある」


間違いだと分かった時に、それを認めて修正するのは勇気が要ります。また、状況が変わっているのに、過去の判断との一貫性に固執して判断を変えないのは、かえって大きなリスクを生みます。


今はいろいろな点で、未知のものと対峙し、結果を出していかなければならない時です。

このため、自分の行動基準として、「仮説が間違いだと分かったらすぐに修正する」とともに、他者に対しても「一貫性がない点だけをむやみに非難しない」冷静さが求められます。

この点、外から見た時に「その場限りでコロコロと基準を変えている」のか、「一貫した信念の下に柔軟に基準を変えている」のかはなかなか区別がつきません。


このため、表面的には区別するのが難しいのですが、大切なのは、そのベースとなっているもの。

固執すべきは理論や判断の正しさではなく、「自分が他者に対してどのような価値を提供したいか」という信念の部分です。


今の政治家の先生方にどのような信念があるのかは分かりません。

しかしながら、少なくともビジネスを行う我々はたとえ提供する商品やサービスが変わっても、「自分たちはお客さんにどのような価値を提供したいのか」をしっかりと自覚した上で日々仕事に取組みましょう。


東京都に緊急事態宣言が発令中の期間限定企画として、特別価格5,000円(←通常価格:15,000円)での「CC(コアコンセプト)プロファイリングの体感セッション」を受付しています。

ご自身が提供する価値を自覚するきっかけとして、この機会をご活用いただければ嬉しく思います。

メールマガジンのご登録

ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。

上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。