ミセルチカラの磨き方
「失敗談がないと弱い」は本当か?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

三寒四温とは言うものの、気温の振れ幅がすごいですね。身体を整えるだけでも一苦労というかんじがします。
ここのところ「言語化」の話をずっとしていて、そこから「世界観」へとつながってきていますけれど、「あなたの世界観って何?」って言われたら、どう答えますか?
私達は「世界観」をこんな風に使っています。
「この絵の世界観が好き」
「この人の世界観が好き」
「この歌詞の世界観が好き」
でもこれは、何か説明を聞いて好きになっているんじゃないですよね。何かを感じ取っているわけです。
それなら、「自分の何を、自社の何を感じ取ってもらえばいいのか?」という疑問もわいてきますし、考えます。
言葉で説明する、つまり言語化することにもなるわけですが、そういう中で出てきたのが「ストーリーを語る」ということだと思います。
マーケティングでも、ある時期からやたらに言われ始めました。
「ストーリーを語れ!」って。
この「ストーリーを語れ」と言われ始めた時に「自分には語れるような大したストーリーはない」って思った人もいたはずです。
マーケティング的には、ストーリーは共感を生んで、感情を動かすことができます。そして、記憶にも残ります。「ストーリーは誰にでもある」って考えたら、「ストーリーが無い」ということはありませんから、ストーリーを語ることは大事なことだと思います。
でも、この「ストーリーを語る」上で、推奨されるものがありました。
「失敗談を語れ」です。
現に、私は何度も言われたことがあります。
「失敗からの成功っていう話はないんですか?」
「人は成功しただけの話に興味は持ちませんよ。」
「失敗→どん底→復活→成功」
その型に当てはまらないと「物語が弱い」みたいに言われます。
でも、それはストーリーのフォーマットの話でしかないと思うんです。人の価値の話じゃない!
私は「言語化は技術ではない」と言っていますが、このフォーマットに当てはめた言語化は「瞬間的な感情を動かす技術」だと思っています。
確かに、劇的な転落からの復活は「素晴らしい」と思います。でも、「選ばれる理由」はそれだけとは限りません。感情を煽る物語よりも、そこにその人やその会社の「一貫性」があることの方が大事だと思うからです。
ここでようやく「世界観」です。
「世界観」は派手な失敗がなくても立ち上がります。どん底を経験していなくても立ち上がります。
なぜなら、「世界観」は自分の中にある基準や一貫性だから。出来事ではないということです。
ストーリーは過去の話。でも、世界観は今もずっと続いている話。
だから、声を大にして言いましょう。
「世界観はドラマを必要としない!」
なぜそう言えるのか。
ストーリーは消費されますが、世界観は積み上がります。
ストーリーは一回で終わりますが、世界観は関わるほどに深まります。
ストーリーは「へぇ」で終っても、世界観は「いいなぁ~好きだな~」で残ります。
「ストーリーを語ること」を否定するつもりはありません。大事です。
でも、「あなたが語るストーリーに世界観はありますか?」と問いたい。
世界観は、ドラマの強さでは決まりません。
「一貫して変わらないもの」が隠れずに現れているかどうか。
- 何を意味あることと捉えるか。
- 何を美しいと感じるか。
- 何を許せないと感じるか。
- 何を優先するか。
その基準と一貫性がそのままに表れているからこそ「世界観」と言えるのだと思います。
「世界観」について詳しくは「こちら」をご覧ください。
↓ ↓ ↓
それでは、今日も1日お元気で。
★関連する記事は
↓ ↓ ↓
「世の中のパターン化に飽き飽きしているなら自分流を目指す」
「絶対個人主義」は、自分のことにだけに興味を持って、自分のことが最優先という意味ではありません。誰と比べることなく、自分にとって唯一無二の信念があって、その思いを貫くという意味です。
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。