ミセルチカラの磨き方

2021/04/29

自分の頭で考えるために必要なのは発想力+展開力です

カテゴリー :ステージを上げる

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。

自分の頭で考えるために必要なのは発想力+展開力です

1億8,700万通のメール送信
3,800万通のチャット送信
400時間分のYouTube動画アップ
370万件のグーグル検索
50万件のツイート

この数、一体何を表した数だと思われますか?

なんと!全て1分間で行われていることなんです。「毎分」ということです。


情報にあふれている時代とはいえ、驚きませんか?

この数字はスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏による「スマホ脳」という本で紹介されています。

スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?

本の帯にあるこのキャッチコピーにも引き付けられますが、デジタル機器がなくてはならない状況にいる現在、スマホに依存することでの様々な問題が投げかけられています。


そもそも、私たちの脳は「闘争と逃走」に適応してきたと書かれています。生きるために獲物を狩り、命の危険からは逃れながら子孫を残してきたからだそう。

歴史の中で進化してきたにせよ、脳そのものは変わらないわけで、この現代社会において目まぐるしく変わる環境の変化にあっても「闘争と逃走」という根本は同じと書かれていました。


これだけでも、このデジタル社会に脳を適応させることが、とても大変だということが想像できます。

おかしな言い方になりますけれど、脳の立場から言うなら、スマホ依存になるということは無理矢理に適応させられているということになります。その結果として、集中力が低下したり、記憶力が低下したり、様々なトラブルが発生してしまうわけです。

当然のことながら「自分で考える」という思考力にも影響があります


以前、ある経営者の方が嘆いていらっしゃいました。

「自分の頭で考えるということが、ネットで情報を集めることになっている」

と。

また

「若い社員に自分の頭を絞って考えるようにと言っても、ネットで調べるだけで、そもそも考え方を知らないのだ」

とおっしゃっていました。

確かに、ネットで調べれば簡単に欲しい答えを手に入れられることに慣れてしまうと、「考える」ということに都合よく置き換えてしまうのかもしれません。


私はプロファイリングとコーチングで、クライアントさんには自己認識力をつけていただくわけですが、クライアントさんご自身は「自分の頭で考える」ということをひたすらにやっていただくことになります。

ネットで調べて簡単に分かるというものではありませんから。

そして、この自己認識力ですが、「自分のことをとことん知る」ということだけでは意味がありません。それを仕事に活かす、人生に活かせてこそ意味があるからです。


特に仕事に活かそうとしたときには、考え方や捉え方を知っておくことが最も大事なことだと思っています。

自分の頭で考えるために必要なのは、発展力です!


発展力とは、発想力+展開力のこと。

発想力は単にアイディアを出すとか、突飛な想像をすることではありません。

「こうでなければならない」「こんなことはできない」「無理に違いない」というような、無意識のうちに自分に制限をかけてしまわないための考え方や捉え方です。


展開力はビジネスを拡げるということではありません。

一見何の関係もないようなことであっても、自分自身に落とし込んだらどのように考えられるか、自社として考えたらどんなことができるかというように客観的視点からの考え方や捉え方です。

発想力と展開力の合わせ技、意外と難しいですが強力です!


冒頭でご紹介した数字ですが、日に日に量は増えスピードも速くなっているそうです。本の中では「情報のTsunami」と表現されていましたが、洪水のようなデジタル情報を処理する脳は1万年前から変わっていないんです。

だからこそ!

自己認識力を高め、さらに発展力(発想力+展開力)をつける。

それができたら、「スマホ脳」になることも避けられそうです。


なお、発展力を身につけたい方はこちらをチェックしてみてください。
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では、今日も1日お元気で!

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