ミセルチカラの磨き方

2021/05/06

共有から共感を経て共鳴を目指すために心掛けたいこと

カテゴリー :マネジメント

ワクワクの仕掛人、岩井洋美です。

共有から共感を経て共鳴を目指すために心掛けたいこと

社内で何か問題が起こった時

「うちの部署は知りませんでした。」

「そんなことは聞かされていませんでした。」

というようなことはないでしょうか?


そういう時には「情報の共有」ということが言われます。あるいは、仕事の「目的の共有」ということも言われるかもしれません。広くは「経営理念を共有する」ことも含まれるかもしれません。

この「共有」は、皆が必要な情報を知り、仕事の目的を理解するための仕組みなり、ルールなりがあればできることです。ある意味、簡単です。


しかし、「共有」するだけで仕事に活かせるかというと足りません。とりあえず言われたことをその通りにやることでも「共有」はできるからです。

特に「仕事の目的」については、「何のためにそれをやるのか」ということを「それはすごくいいな」「やる意味があるな」「大事なことだな」と皆が「共感」できることに意味があります。

 

最近では「共感マーケティング」「共感マネジメント」と言われるくらい「共感」はいろいろな場面に登場してきます。

マーケティングで言うなら、お客様の悩みに寄り添って理解することであったり、ストーリーを語ることで共感を得ることであったり、お客様の感情を動かすような「共感」は大いに勧められています。

マネジメントで言うなら、お互いの意見や感情も含め、価値を認め合うことであったり、同じ目的を目指すチームとしての可能性であったり、仕事を通しての成長のために必要なこととして「共感」が言われます。


「共有」も「共感」も確かに大事ではありますが、それではまだ足りないと思っています。

私が常々クライアントさんに言っているのは

共鳴

です。

「共鳴というステージを目指してください」

とお伝えしています。


なぜ「共鳴」なのか?

ここは少し、音楽のお話をしようと思います。


私は長いことクラシックの歌、声楽をやっていました。

オペラ歌手ってホールの大小に関わらず、マイクを使わずに歌います。それは大きな声が出るからということではなく、小さな声でも大きなホールの末席まで声が届くからです。どんなに小さくて細い声であっても、声が響いてさえいればマイクがなくても聴こえるというわけです。


「響いていれば届く」ということから、「共鳴」は「響かせ続ける」ということです。

つまり、共有して、共感した大事なことは、言い続ける、伝え続けるということです。それは仕事の目的であっても、会社の経営理念であっても、お客様に対しても社員に対してもということ。

立派な経営理念や社員のための行動指針があっても、あるだけでは意味がありませんし、声高にほんの一時だけ言うのでは効果も成果もありません。小さくてもずっとずっと響かせ続けることが「経営」につながります。


そもそも「共鳴」というのは、振動数の等しい二つの音叉 (おんさ) の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめる現象のことでもあるわけです。

「共鳴」がどんどん広がっていくということは、自社の思い、サービスや製品への思い、社員への思い、お客様への思い、社会への思い…いろいろな思いと共に、ビジネスが広がっていくということになります。

 

だからこそ、私はクライアントさんにお伝えしています。

共有・共感で満足せず、共鳴を目指しましょう!

と。

では、今日も1日お元気で!


なお、共有から共感を経て、共鳴に進むためには感情が動く源泉を言語化することが早道です。

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