ミセルチカラの磨き方

2021/06/10

再び脚光をあびる昭和時代から考えるマーケティング

カテゴリー :マーケティング

ワクワクの仕掛け人、岩井洋美です。

再び脚光をあびる昭和時代から考えるマーケティング

先日朝のNHKニュースで「昭和レトロ」大人気という特集をやっていました。

昭和を知らない世代から、一躍脚光をあびているそうです。


「純喫茶」が人気。

とは言え、昔はどのお店もこうだったよね~っていう喫茶店です。

アイスクリーム用の銀色の器にそれにちょっと固めのプリン。プリンの上にはしっかり目の生クリームがたっぷり。仕上げはサクランボのトッピング…もちろん缶詰の。

これを「昭和プリン」って言うそうです。

 

飲んだ後は舌に色がついちゃいそうな緑色も鮮やかなクリームソーダ。こういうのはインスタ映えするらしいです。

昭和を知らない世代の人達にとっては、とっても新鮮ってことみたい。

昔ながらの喫茶店は廃業するところも多いようですが、お店の雰囲気をそのままに「純喫茶」として生まれ変わらせた結果、取材されていたところは店舗を増やしているそうです。


つい最近リニューアルオープンした西武園ゆうえんち。

1960年代の昭和の商店街を再現された町並みが新たにできました。「昔ながら」ですから、何か見るにしても、物を買うにしても、そこでは必ずお店の人とのちょっとしたやりとりがあったりします。

昔はおせっかいなほど声をかけてくれるおじちゃんやおばちゃんがいたりしたものですが、「フレンズクルー」というスタッフが、その役割を担っているそうです。


コロナで制限のある生活をするようになって、人と会えない淋しさをかんじるのは、特に若い世代に多いとのこと。頻繁に出かけて、毎日たくさんの人に会っていればいるほど、今の生活とのギャップが大きいですから、それも納得です。

そして、一番意外だったのは、昭和を知らない若い人たちは、「昭和はゆったりした時代」「昭和は暖かい時代」と感じているそうです。

それを聞いた高瀬アナウンサーが思わず、「ゆったりした時代ですか…」と。昭和生まれでで昭和をどっぷり経験した私にとっても、高瀬アナと同じように驚きです。

特に、高度成長期の真っただ中にいた人、高品質高機能を追いかけた時代を経験した人にとっては「ゆったり」「暖かい」は、対極にあることかもしれません。


このとき思いました。

昭和世代は高品質、高性能を追い求めた、つまり「機能価値」だけを追い求めた世代です。でも、昭和を知らない世代が感じているのは「感情価値」です。


クライアントさんには、商品やサービスには「機能価値」と「感情価値」の両方が必要ということをずっと言い続けています。

しかし…、やっぱり「機能価値にしか目が行かない人は多い。

社長さんが昭和世代だったり、上司が昭和世代だったりすると、「どっぷり昭和」になってしまいます。


開業70周年の記念事業としてリニューアルオープンした西武園ゆうえんち。

昭和レトロな商店街の他、ゴジラ・ザ・ライドという大型のアトラクションもあるそうです。言ってみれば、これは機能価値です。

そして今回のリニューアルのコンセプトは「心温まる幸福感」だそう。これが感情価値です。

両方揃っています!

 

自社の製品やサービスの感情価値って何だろう?

そんなことを考える時間をぜひ作ってください。


なお、マーケテイングは「よく分からない」「難しそう」「関係ない」と思っていても、基本的な考え方を知ることで苦手意識はなくなります。
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