ミセルチカラの磨き方

2022/10/06

経営理念を1フレーズで分かりやすく伝えるとしたら

カテゴリー :紐付ける

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

「キャッチ・フィロソフィー」は 企業理念を網羅した1フレーズで いつでも言える、愛着を持って言えるもの。

10月に入っても夏の暑さもありましたが、昨日あたりからヒンヤリ秋らしくなってきました。

窓を開けると金木犀の香りが漂ってきます。

 

企業理念ならありますよ

今や企業規模の大小を問わず、「必ずあるもの」「ないといけないもの」になっていますから、多くの経営者の方が「ある」とおっしゃいます。

そうですよね…。立派な理念がありますよね…。

 

ではその理念、社内に浸透していますか?

社員のみなさんは、理念を言えますか?

日々の仕事と理念はつながっていますか?

こう質問してしまうと「企業理念ならあります」が一気にトーンダウンしてしまいます。

 

理念を社内に浸透させようとした時、私が特に大事だと思っているのは「キャッチ・フィロソフィー」です。

聞いたことないですよね…。

そりゃそうだ…私がそう呼んでいるわけですから。初めて聞く言葉だと思います。

でも、「キャッチ・コピー」ならご存じのはず。商品やサービスの広告宣伝や告知に使われる謳い文句、時には煽り文句ということもありますが、人の耳目を集めるものです。

だから、短くても心に刺さって記憶に残る!

 

そういうことなら、企業理念を社内に浸透させるために「ただ短いフレーズにすればよいのか?」と言うと、もちろん答えはNOです。

「キャッチ・フィロソフィー」はビジョン・ミッション・バリュー、3つの要素がそろった経営理念を1フレーズで言うものだからです。

 

最近私が「これは秀逸だ!」と思っている「キャッチ・フィロソフィー」があります。

メディアを通して目にしている方もいると思いますが、「もったいないをほっとけない」という花王さんのこの1フレーズです。

 

花王さんには「花王ウェイ」という企業理念があります。

「花王ウェイ」は「使命・ビジョン・基本となる価値観・行動原則」の4つの要素からできています。そして、この企業理念は花王グループの企業活動の拠り所。

花王ウェイは、すべての事業や社員の仕事につながっているわけですが、花王ウェイの全てをいつでも言葉にして言えるかというと、暗唱できたとしても時間がかかると思うんです。

だからこその1フレーズ「もったいないをほっとけない」です。

 

「消臭する柔軟剤 消臭実感」(ハミング)

「伸びヨレ戻す!」(エマール)

「清潔レベル劇的アップ!」(ワイドハイター)

これは商品の「キャッチ・コピー」です。

商品によって違う(変えなければならない)ということがわかります。

でも、「キャッチ・フィロソフィー」は違います。変わらないし、変えちゃいけないことです。

経営の拠り所に紐づいた「もったいないをほっとけない」を社内外に浸透させているってすごいな~と私はすごく感動してるんです。

 

だけど…この話しにピンとくる人が少ない(泣)。

商品やサービスの「キャッチ・コピーのひとつ」と思ってしまったら何の感動もないでしょうし、「大企業だからできるんでしょ」と思ってしまったら、何の学びにもなりません。

「大企業でもここまでやっている」わけですから、お手本にしない手はない!

 

「キャッチ・フィロソフィー」で掴むのは

  • お客様の心
  • 社員の心
  • 未来の姿

キャッチ・フィロソフィーとは

「キャッチ・フィロソフィー」は企業理念を網羅した1フレーズで、いつでも言える、愛着を持って言えるものです。

「キャッチ・フィロソフィーならありますよ」って言ってもらえるようにしたい!

…という今朝の決意でした。

 

では、今日も1日お元気で。

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