ミセルチカラの磨き方

2023/08/31

自分の仕事を分かりやすい言葉にして図にする

カテゴリー :マネジメント

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

たおやかな座組みづくり

暑かった8月も今日で終わりですね。

日中の暑さは同じでも、朝晩は少し秋の始まりを感じます。

 

さて、先週私は仕事を始めてからの10年を振り返って自分の仕事をひとつの図にまとめました。

詳しくは「こちら」をご覧ください。

 

その続きの話です。

私の図を見た社長が言いました。

「自分のも欲しい…。」

 

「えっ?いる?」

「いる!」

というわけで、社長の仕事も図にしてみることに。

 

簡単に言ってしまえば、自分の仕事を分かりやすい言葉にして図にするというものですが、「言うは易し…」なのです。

ひと言に「仕事」と言っても、いろんなことをやっています。やっている「こと」に注目すれば、たぶん無数にあります。

その「こと」をまとめる必要があるわけで、それは「ひとくくりにしてつなげる」イメージです。

 

図を見ていただくとわかるのですが、ひとくくりになったそれぞれのことは「ど真ん中のひとこと」で全部がつながるというもの。これはまさに、「伝える&伝わる言葉にする」ことです。

社長がやっている仕事はもちろん知っていますが、本人が「何をどう伝えたいか」となると聞くしかありません。

 

しかし! かなり難航…。

「伝える&伝わる言葉」にするということにおいては、相手が誰であろうと私がやることは変わらないのです。それが社長であろうと、夫であろうと。

 

「つまり、〇〇ってこういうこと?」

「う~ん、それだと分かりにくいかな…」

「別の言い方だったら、何て言えるかしらね…」

 

この後どうなるか…。

岩井を知っている人が持つ大方のイメージとは違って、岩井は気が短い。

「これで分からないんだったらいいよ」と黙り込んでしまいました。

これは「困ったクライアントさん」です。私が自分で考えないと図が完成しない事態ですが、「コトノハ職人」の頭の中はフル稼働を始めます。

 

大まかなところまで仕上げての最終確認。

一番大事なのは、やっている「こと」をつなげるど真ん中の言葉です。

岩井のど真ん中は「たおやかな座組みづくり」でつながりました。

 

「座組み」というのは、歌舞伎等の出演者の構成のことをいう言葉ですが、ビジネスにおいては構成や仕組み、体制を表すと言えます。

「柔軟に態勢&体制を整える」仕事を「たおやかな座組みづくり」とまとめられました。

 

「何でもできるは、何もできないのと同じ」という考え方があります。

だからというわけでもないのでしょうが、岩井は「自分の引き出しの多さが武器になる」とは思っていないところがあります。

しかし、「座組みづくり」をしようと思ったら、引き出しが少ないのはマイナスでしかありません。少ない引き出しでは、お決まりのワンパターンをお客様に押し付けることにもなってしまいますから。

 

感情と勘定を整えて、したたかに生き抜く会社をつくる」というヒーズの心意気は

  • 感情担当の役割:「愛されるブランド構築」
  • 勘定担当の役割:「たおやかな座組みづくり」

で支えられているということに落ち着きました

…めでたしめでたし。

 

自分自身や自社のブランド構築については

聞く×利く×効くの「きく動画」(随時公開中!)

でお伝えしていますので、ぜひ!

 

それでは、今日も1日お元気で。

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