ミセルチカラの磨き方
直感は、どこまでが直感?
心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

ワールドカップ、日本代表チームは残念でしたね。
最後はブラジルの底力でねじ伏せられたかんじです。
何と言うか…ボールに対する「嗅覚」が違うような気がします。
今日は「感覚」の話をしたいと思いますが、みなさんは「直感」というのを日頃から意識することはありますか?
- 直感が働いた/働かなかった
- 直感が効いた/効かなかった
- 直感が当たった/外れた
と言ったことが1度や2度はあるんじゃないかと思います。
私達が持つ「直感」に対するイメージというのは、一瞬の思いつきやひらめきのことだったりします。でも、何を「直感」とするのかは、人によって違います。
「なんとなく好き」「なんとなく嫌い」というのもあれば、「理由は分からないけど気になる」ということもあります。
「なんか嫌な予感がする」とか「きっとうまくいく気がする」というのもあるかもしれません。
どれが正解ということではないですし、シチュエーションによって変わることもあるかもしれません。
私が気にしたいのは「直感」そのものよりも、その後のこと。
- 直感で決めた→うまくいった→「直感が当たった」
- 直感で決めた→失敗した→「直感が外れた」
この「当たった・外れた」って、本当は直感そのものを評価しているわけじゃありません。評価しているのは、その直感をもとに行動した結果です。
だから、うまくいったときには、
- 直感がよかったのか
- 判断がよかったのか
- 行動がよかったのか
- タイミングがよかったのか
- 周囲の条件がよかったのか
ということが全部が一緒になって、「直感が当たった」という一言に圧縮します。
「直感が外れた」と言うときも逆パターンで同じです。
さらにここで問題なのは、結果のところまで含めての「当たった/外れた」には、自分だけで完結しないことがあるということです。
- 直感で「これなら売れる!」と思って出した商品が売れなかった
- 直感で「これに違いない!」と思って提案したことが採用されなかった
- 直感で「この人に任せよう!」と思って頼んだことが成果にならなかった
直感で決めたとしても、こうなると「直感が外れた」になります。
たまたま直感と相手の意思が同じになったときには「直感が働いた」「直感が当たった」ということもあると思います。ただ、再現性はありません。
経営者や起業家は、相手をコントロールできないことを前提に意思決定します。だから、結果には自分以外の人の意思が関わります。
相手や市場にも左右されるとすると、直感による行動の結果までを含めてしまうことには、無理があります。
つまり、「直感」と呼べるのは、結果が出る前までのことなのかもしれません。
私はと言うと、「直感が当たったか外れたか」は、あまり気にしません。気にしたいのは、その直感がどこから生まれたものなのか。
同じ「直感」でも、その源泉が違えば、選ぶものも変わるからです。当然のことながら、結果だって変わります。
あなたは「直感」と「結果」を、ちゃんと分けて見ていますか?
それでは、今日も1日お元気で。
★関連する記事は「「直感は当たらない」と思う人へ─その原因は「構造」にある」

自分の構造を知らなければ、「運が悪かった」「成功しなかった」と思う結果を招く「直感」を生みます。
ヒーズでは、弊社の日頃の活動内容や基本的な考え方をご理解いただくために、専門コラム「知恵の和ノート」を毎週1回更新しており、その内容等を無料メールマガジンとして、お届けしています。
上記のフォームにご登録いただければ、最新発行分より弊社のメールマガジンをお送りさせていただきます。お気軽にご登録いただければ幸いです。