ミセルチカラの磨き方

2026/06/04

頑固とは、自分のハンドルを手放さないこと

カテゴリー :プロファイリング

心意気を形にするコトノハ職人、岩井洋美です。

頑固とは、自分のハンドルを手放さないこと。自分の考えに固執することと、自分の人生のハンドルを握ることは違います。

台風6号が日本列島をなでるように進んでいきました。

台風は夏にやってくるものだったのは、今は昔というかんじがしますね。

 

さて、今日は「頑固」の話です。
 

一般的に「頑固」というと、どんなイメージを持ちますか?

とっさに思い浮かぶのは「自分の意見を変えない人」とか、「融通の利かない人」というかんじではないでしょうか?

自分の考え方や姿勢を曲げないことは、「周囲に流されない強さ」としてポジティブに捉えられることもありますが、自分の考えに固執して「他人の意見を受け入れない」となると

「頑固」はたちまち、「困ったもの」になりかねません。

 

良くも悪くも「頑固者」といわれる人はいるわけですが、実は私も「頑固」と言われます。

夫からは「自分以上に頑固」と言われているくらいです。

夫は「自分自身も頑固」という自覚があるのでしょうが…笑。

 

そう言われても、「本当にそうなのか?」という違和感は自分の中にずっとありましたが、改めて「心意気」について考えている中で、「私の頑固ってこういうことなんだ」という発見がありました。

私は「自分の考えに固執する」というより、むしろ、新しい考えは取り入れます。「それは違ったな」ということも認めますし、仕事で言うなら、提供するサービスやコンテンツも進化させて変えてしまいす。

だから、いわゆる「考えを変えない人」ではありません。

じゃあ何が頑固なのかというと、ハンドルを手放さないということ。

何のハンドル?

自分で握れるハンドルは握る」という意味です。

 

例えば、仕事。

50歳から本格的に始めるとき、大変だからやめよう、面倒だからゆるくやろうとは思いませんでした。

 

例えば歌。先週のブログにも書きましたが、歌の活動は11年目。

もともと歌手を目指していて、ようやく夢がかなったということでもないので、やらなくても困らない。仕事にしろ、歌にしろ、50歳を過ぎてから始める必要なんて何もありませんでした。

でも、なぜやり始めたのか?

「私はどうしたい?」のハンドルを常に離さなかったからです。

 

こう言ってしまうと、なんだかずいぶん立派な人のようですが、私はただ「私、頑固じゃないよ?」って感じているだけの話です。

それは、自分の中では「正しさを守っている感覚」 がないから。自分の「どうしたい」を雑にしていないということだけです。

「私は正しいから曲げない」ではなくて、「私はこうしたいから進む」というかんじ。だから自分の体感としては頑固じゃなくて、むしろ自然。

 

でも、私自身はその頑固さを欠点だと思っていない。

むしろ、歌も仕事も今の人生も、この「頑固さ」がなかったら、存在していないと思うからです。ただ、外から見ると違うのだろうと思います。

きっと夫からすると、私が一度「ここだ」と思ったら、なかなか動かないように見える。だから「頑固」。

 

面白いことに、私が誰かにモヤモヤするのは「この人は自分のハンドルを握っていない」ということが見えるときです。

自分で握るはずのハンドルを、環境に渡したり、慣習に渡したり、他人に渡したりしていることを感じるとき。単に「他責にしている」というよりは、「自分の運転席を空にしている」ように見えていて、そこに反応しています。

「ちゃんと運転席に座っている人」にはすごく寛容だったりするんですけれど…。

 

「頑固」からスタートした「自分で握れるハンドルは握る」という生き方。

私は、この「頑固」を直そうとは思っていません。

自分の考えに固執する頑固さではなく、自分の人生のハンドルを手放さない頑固さだからです。

 

もちろん、その握り方は人それぞれ。でも、自分の感情が何に反応し、どんな判断をし、どんな行動を選ぶのか。

そこには、その人だけの「心意気の構造」があります。

 

あなたが握っているハンドルは何でしょう?

そして、そのハンドルは今、誰の手の中にありますか?

では、今日も1日お元気で。

★関連する記事は「「考え方の癖」はどこから来るのか─感情と構造の関係」
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