知恵の和ノート

2016/02/23

お金と売上と利益を考える時間の単位を変える(第103話)

カテゴリー :事業計画

同じ時間の単位で選択肢を狭めるのは成長が止まる会社
時間の単位を変えて選択肢を広げるのが成長し続ける会社

お金と売上と利益を考える単位を変える

「子供の成長に合わせて考えてみれば」

小さいお子さんのためにも「早く稼がなきゃ」「今すぐ儲けないと」と内心すごく焦っていたクライアントさん。ある時奥様から冒頭の言葉を言われて、すっと肩が楽になりました。

すると不思議なことにいくつかの案件が立て続けに決まり、結果的には考えていたよりも早く儲けが出ました。

これは、実際にクライアントさんであった事例です。

このクライアントさんの場合、当面の資金繰りは問題なかったのに、目先の現金ばかり追っておられました。

しかし、「子供が成人するまであと10年以上はある」と思って、「10年で1億円を稼ぐにはどうすればよいか」と考えを切り替えたことで、選択肢が大幅に広がったのです。

「目先の利益を追うな」とは成功者がよく言う言葉。一方で、「どうやって儲けるか」を常に考えていないと、足元の経営が揺らいでしまうことにもなります。

このあたりのバランスをどう取るか。

私なりの解釈ですが、

  • 利益は3年単位で
  • 売上は月単位で
  • お金は1日単位で

捉える必要があります。

つまり、

お金は毎日きっちりとチェックする
 ↓
売上は月次で締めて進捗を確認する
 ↓
利益は長期的な観点から冷静に判断する

という感じです。

いくら格好をつけても毎日の資金繰りが回らないと、やはり落ち着いて仕事に専念できません。月末に100万円足りないなら、月末の前日までに100万円以上の現金をまず用意することが先決です。

次に売上

「今月契約見込だった先が先方の都合で1ヵ月先延ばしになる」、「最初の感触は良かったのに、見積りを出したとたんに連絡が来なくなった」というのはよくある話です。

これと狙いをつけた案件は確実に獲得し、反応が遅い先は待ちの姿勢ではなく、こちらから定期的にコンタクトを図るなど、きめ細やかなフォローアップを続けていく必要があります。

そして、利益

「スポット的にできるだけ利益を上げるのではなく、最初は利幅が少なくても、次の商品でカバーする」、「次から次へと新規顧客を追いかけるのではなく、既存のお客さんのライフタイムバリューを上げる」といった仕掛けが必要になってきます。

日々忙しいと、まずは目先のお金を確保することと、せいぜい数ヵ月先の売上を確保することに関心が行きがちです。けれども、月に1日ぐらいは、3年単位で利益を上げるには今何をしたらよいか?」という視点を持つことも経営者には必要です。

案外その発想が結果的には目先のキャッシュフロー改善につながることもあります。

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