成長支援部からの提言

2018/07/03

(第226話)事実を捻じ曲げずに受け入れることで道は開ける

カテゴリー :経営者

社長が自分の強さを必要以上に誇示するのは成長が止まる会社
社長が自分の弱さを必要な時に開示するのが成長し続ける会社


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強い者が勝つ

これは世の中の真理の一つです。

もちろん、強い者という時の「強さ」にはいろいろな要素があります。

実力の強さもあれば、運の強さもあります。お金を多く持っていることで強さにつながることもあれば、何も持っていないことがかえって強さに通じることもあります。

「戦いは嫌だ」、「人生は勝ち負けではない」、「弱い者を切り捨てるのか」という反論は、やや論点がずれています。人間も動物である以上、強い者が勝つという事実からは逃れることができません。

ここで、次に問題となるのは、強くなりたいか、弱いままでもよいのかという選択です。

これは、各人が決めることなので、

  • 強くなる=正しい
  • 弱いままでいる=間違っている

ということにはなりません。

 

強くなりたいと思えば、やはりそれなりの努力が要ります。また、仮に今よりも自分が強くなったとしても、上には上がいます。

このため、権力の中枢に入り込んで、トップ中のトップにでもならない限り、大きな視点でみれば、自分では強くなったと思っていても、しょせんはお山の大将にすぎません。

つまり、強くなりたいと思って行動するには、かなりの覚悟が問われます。

けれども、「強くなりたい」と常に思い続けている限り、道は開けるのも事実。

そして、強い、弱いというのも相対的なものである以上、現時点で強いか弱いかはさほど問題ではありません。

それよりも、正しく事実を認識できているか、そして、どの方向に向かって進んでいるかがポイントです。

このように考えてきて、最近感じるのは

強さの根源とは自分をまるごと受け入れるという意味での自信である

いうことです。言い換えると、

弱い自分をそのまま受け入れることが強さへの土台になる

ということ。

自分の長所と短所、強みと弱みと言いますが、多くの場合、それは他人が決めた評価基準に基づく分類です。

怒りっぽいという性格も、必要以上に敵を多く作るというデメリットはありますが、感情が素直に出るという点では、けっして悪いことではありません。

また、仕事振りがまじめだというのは普通高く評価されますが、変化の激しい状況下では、殻を破れないという恐れもあります。

「強い者が勝つ」という言葉を聞いた時に、もやもやしたとしたら、それは自分が「強い者ではない」ということをどこかしらで自覚しているが、自らは認めたくはないという証拠です。

事実から目を背けたくなる時、そこには何かしらのヒントが隠されています。

心がざわついた時に、見て見ぬふりをするのか、あえて見ることで痛みを乗り越えるのか。必要以上に自分を強く見せる必要はなく、必要以上に自分を卑下する必要もありません。

そして、自分をそのまま受け入れるのは難しいことです。でも、それができたら、社員の個性も活かすことができ、新たな顧客を開拓することにもつながっていきます。


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