成長支援部からの提言

2018/09/25

(第238話)議論を深めて疑問を素早く解消するには、基礎的な構造の把握が必要

カテゴリー :コミュニケーション

基礎部分の理解を飛ばして、結果を遅らせるのは成長が止まる会社
基礎部分の理解を通して、結果を早めに出すのが成長し続ける会社

議論を深めて疑問を素早く解消するには、基礎的な構造の把握が必要
いろいろとやり取りしても議論が噛み合わない。

そんなご経験は誰しもあるかと思います。


直接会って打合せをすれば、疑問点もすぐ解消できることが多いのですが、ある取引先がなかなか時間が取れないとのことでメールを使ってやり取りしているのですが、どうしても隔靴掻痒の感があります。


こちらとしては、

  • どこにどんな問題点があるのか
  • 追加費用はどのくらいかかるのか
  • 誰がどこまでの作業を行うのか

を分かった上で、最終的にベストと思われる方法を選択したいと考えているですが、なかなかスッキリしません。


原因を先方の説明の仕方のせいにするのは簡単ですが、それは他社のことなので、すぐに解決できる項目ではありません。

そこで、議論が噛み合わない理由を私自身に求めると、今回の場合、問題を構造的に理解する部分が不足していることが挙げられます。


今回、ある取引先とやり取りしているのはメールシステムの件。

使い勝手が良いので、そのメールシステムをずっと使用しているのですが、専門家ではないので、私はそのメールシステムの構造自体をよく知りません。

一方で、取引先はそのメールシステムの代理店をやっておられるので、「このケースは〇〇です」、「でも、そのケースだと××になります」というように、個別の事象をいろいろと説明されます。


しかしながら、私にはそのメールシステムの基本構造のことが分かっていないために、先方の回答が大きな構造の中のどの部分に位置づけしているのかがハッキリしません。このため、「『このケース』は大丈夫そうだけれど、『そのケース』はリスクとして許容できるのだろうか?」ということが、あいまいなままなのです。


ここで思い出すのが病院でのお医者さんとのやり取り。


家族が入院した時に、「このケースは〇〇です」、「でも、そのケースだと××になります」と先生からいろいろな説明を受けます。医師としては、リスクヘッジする目的もあって、起こりうるすべてのケースを事前に説明します。

しかし、聞いている側は医学的な知識に乏しいために、「このケース」と「そのケース」の重みの違いがよく分からず、かえって余計な心配をすることが少なくありません。


ITシステムや医療など専門知識や経験が必要な分野は専門家の話を聞いても、いま一つ納得のいかないことがあります。この場合、こちらが一から勉強してその専門知識を身につけるのは時間もかかるので、非現実的。


それよりも、基本的な構造を最初に説明してもらう方がかえってコミュニケーションがスムーズになります。


私も、疑問点をより早く解消するために、基本的な構造の説明を先方に依頼したいと思います。

 

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