成長支援部からの提言

2018/11/27

(第247話)後継者はイノベーションの旗手になる

カテゴリー :経営者

過去を安易に0または1でデジタル処理するのは成長が止まる会社
過去と真摯に向き合い、アナログ対応するのが成長し続ける会社

後継者はイノベーションの旗手になる

イノベーションとは組合せであると言われます。

いくら「これはウチのオリジナルである!」と主張しても、多かれ少なかれ、育ってきた環境や学んできた知識や知恵の影響を受けています。


既にある技術や伝統と、新たな発想や見せ方が結びついた時、イノベーションが生れます。


この点、創業者よりも後継者の方がイノベーションを起こす上で有利です。

平成元年に創業した会社でも今年で30年の歴史があり、昭和に設立した会社であれば、昭和、平成に新たな元号と三代にわたって積み重ねてきた実績があります。つまり、イノベーションの一つの要素である既存の技術や伝統が備わっているのです。

 

しかし、一つの会社にいると、既存の技術や伝統の中にある良さに気づかないことがあります。

先日も、ある後継者の方とセッションをやっている時、「それって、他社にはない御社の強みではないですか!」という気づきがありました。

その会社では、いくつかの事業分野があります。このため、その後継者が現在担当している事業においても、その事業を専業でやっている会社と比較すると、お客様から見た場合に、他社ではなかなかできない提案をやっておられたのです。


イノベーションを行うためには、イノベーションを行う種があるだけでは不十分。

その種のエッセンスを抜き出して、何が新しい事業の開発につながるのかを見極める必要があります。


ある雑誌を読んでいると、富士フィルムでは

  • 既存の技術・新しい技術
  • 既存の市場・新しい市場

という切り口を用いて成長戦略を検討した結果、デジタルカメラの普及という逆境を化粧品等の新規事業の発展で乗り越えた旨の記事がありました。

この点、経営者が交代して、事業を統括する人の頭が変わることは、新しい切り口で物事を見られるという点で、有利な立場にあります。


過去の成長体験の延長線上に未来の成功はありません。一方で、過去の全否定の上にも、新しい未来は築けません。

過去の実績の中から使える要素を見つけ出し、新しい発想で肉付けして、未来を切り開く。

イノベーションの種はあなたの足元に眠っています。そして、その種を掘り起こすのもあなたです。

 

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