成長支援部からの提言

2019/12/24

(第303話)情報発信者の意図をくみ取り、自らの意思決定に活かす

カテゴリー :意識改革

大量の情報に埋もれて、相手に踊らされるのは成長が止まる会社
大量の情報を駆使して、自ら踊る場を作るのが成長し続ける会社

情報発信者の意図をくみ取り、自らの意思決定に活かす

11月に参加した鳥取県の企業を訪問するツアーを取り上げた番組が先日BSテレビ東京で放映されました。
 
いろいろとインタビューも受けましたが、私の発言したところは残念ながらすべてカット。ただ、画面では所々に出ています。なお、ツアーには鳥取県の平井知事もご挨拶に来られるなど、県としてもかなり力を入れており、ツアー中はテレビ東京以外にNHKも取材に来られていました。

 

普段我々はニュースを始めとする報道を見る立場にいます。

しかし、自分も参加し、取材もされたツアーをテレビの番組として見た時に、はじめて気づくことがあります。それは、報道も意図に基づいて制作されているということです。


今回BSテレビ東京で放送されたのは30分番組。CMもあるので、正味23分ほどしかありません。しかも、番組では鳥取県の取り組みの他に静岡市のプロジェクトも扱っていたため、実際の中味としては12分ぐらいです。

三日間取材した内容を10分ちょっとにまとめるには、「どこを切り取るか」が鍵になります。そして、どこを切り取るかを決めるには、「どのようなメッセージを伝えたいか」がポイントになります。

おそらく今回製作者側が伝えたいのは、副業・兼業を活用して地域活性化に動き出した地方の取り組みの可能性です。そういう点からすると、副業・兼業を活用した地域活性化における問題点や課題を指摘した発言は当然のことながらカットされます。また、副業・兼業というイメージをより強調するには、オジサンよりも若手を前面で出した方がより伝わりやすくなります。


つまり、テレビで放送されるのは、事実であっても、事実そのものではないということです。そして、そこから学ぶべきことは、情報に接する際には、それをそのまま鵜呑みにしないということです。

今回は自分も取材を受けた側だったので、「このインタビューはどのような形で使われるのか」については、たいへん興味がありました。また、取材しているスタッフの動きを見ている中で、「おそらく私がインタビューされている部分はカットされるなぁ」という予感がありました。そして、実際に放送された番組を見て、その仮説は正しかったということが判明したのです。

 

情報をぼーっとして受け身で接していると、その情報に振り回される恐れがあります。

今の世の中では、江戸時代の人が一生かけて受け取る分の情報量を一日で受け取るぐらい、大量の情報に接しているのだとか。

このため、情報を受取る際には、発信者の意図を踏まえつつ、自ら主体性を持って活かし切るという姿勢が不可欠です。情報量が格段に増えている昨今、情報の質を見極め、その本質だけを活用する力が問われているのを感じます。

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