成長支援部からの提言

2020/01/21

(第307話)一人ひとり感情が動くポイントが違うという前提で語り尽くす

カテゴリー :情報発信

商品の魅力を教科書的に説明して、事足れりとするのは成長が止まる会社
商品の魅力を手を変え品を変えて、語り続けていくのが成長し続ける会社

一人ひとり感情が動くポイントが違うという前提で語り尽くす

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は戦国時代の武将明智光秀。

明智光秀と言えば、本能寺の変で主君織田信長を討ったことで知られていますが、私が光秀のことを最初に知ったのは小学校5年生の時です。

親戚の人に生れて初めて高野山に連れていってもらいました。武将の墓の所で「明智光秀は謀反を起こしたので、その墓は何度作り直しても割れる」という説明を受けました。そして、実際に明智光秀の墓を見ると、墓石にひびが入っており、思わず「へぇ~!」

また、当時たまたま大河ドラマ「国盗り物語」をやっていて、織田信長や明智光秀が出ていたこともあり、歴史というものにすごく興味を持ち始めました。


弊社では経営者のプロファイリングをする際に、「子供の頃に特に印象に残ったこと」をお聞きしているのですが、私にとって、ひびの入った明智光秀の墓は印象に残っていることの一つです。

同じ出来事を経験しても、それが印象に残っている人もいれば、すぐに忘れてしまう人もいます。

人は一人ひとり感情が動くポイントが違うので、割れた光秀の墓を見ても、歴史に興味を持たない人もたくさんおられるかと思います。一方で、明智光秀を演じるイケメン俳優のファンであることがきっかけとなって、歴史に興味を抱く人もいるかもしれません。また、最近ではゲームで歴史上の人物を好きになるという人も増えている模様です。

 

いずれにせよ、仮に「歴史に興味を持ってもらう」ことが目的であるなら、

  • 有名なドラマで歴史物をテーマに取り上げてもらう
  • お城やお墓など歴史上の人物ゆかりの地に連れていく
  • 主人公が武将のオンラインゲームを作る

といった方法が考えられます。

もちろん、本来であれば、「歴史の教科書で学ぶ→歴史に興味を持ってもらう」というのが理想の形です。けれども、残念ながら、日本史であれ、世界史であれ、教科書は読んでいて、ワクワクするような興味を喚起する内容にはなっていません。


これを会社の経営という観点から考えてみると、自社の商品を買ってもらうためには、まず自社の商品に興味を持ってもらうことが最初のステップとして必要です。

その際、商品を知ってもらう手段が歴史の教科書のようなものであれば、せっかく良い商品であっても、多くの人は興味を抱きません。また、現在は人の価値観が多様化しており、趣向の変化のスピードも速いため、去年はすごく反応の良かった方法が今年は反応率が大きく下がっているケースもたくさんあります。

このため、一人ひとり感情が動くポイントが違うということを前提に、自社の商品に興味を持ってもらうためには商品の魅力を言葉を駆使し、手を変え品を変えて語り尽くすことが求められます。

 

この点、我々もまだ言葉で語り尽くしていないという点を大いに反省しているところです。

皆さんの会社では、商品の魅力を語り尽くしているでしょうか?

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