知恵の和ノート

2021/04/20

(第372話)異色の東大教授が示唆する「考えるための土台」とは?

カテゴリー :社員教育

考えるための土台を築くにはものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつける

異色の東大教授が示唆する「考えるための土台」とは?
最近読み終えた本が「東大教授が教える知的に考える練習」。

著者である柳川範之先生は高校には通わずに独学で勉強を続け、大学も通信教育課程で学んで、最終的に東京大学経済学部教授になられた異色の先生です。

本の中に「考えるための土台」はものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつけることだという一節があります。「まさにその通り!」と思います。

社長は社員に対して「よく考えて仕事をしろ!」とよく言います。けれども、この「考えるための土台」ができていないと、何をどう考えてよく分からないという状況に陥ります。

また「他社の好事例を参考にしよう」と指示されても、ものごとを抽象化して構造をとらえるクセがないと、上手くいきません。

以前あるクライアントさんで「同業他社が毎日朝礼をやって成功しているので、ウチでもやっています」ということがありました。

けれども、よくお話をお聞きすると、「他社が朝礼でどんなことをやっているから、業績アップにつながっているのか」という構造が分からないまま形式的に朝礼をやっていたため、期待したほどの効果が出ていなかったのです。

 

  • 朝礼で経営理念を復唱している
  • 朝礼で今日やるべきことを確認している
  • 朝礼で社員のモチベーションを上げている

といったように朝礼でいろいろなことに取り組んでいる会社も多いかと思います。

しかしながら、社長だけでなく社員が朝礼をやることで会社の業績がアップする構造を分かっていないと

  • 単に経営理念の字面を追っているだけ
  • 自分の仕事の内容を上司に言っているだけ
  • 大きな声を出して元気なふりをしているだけ

になりかねません。

ある経営者は仕組み化の要諦は

  • 事業全体を見せること
  • メンバーが自発的に学べる環境をつくること

と言われていました。

まさに

構造の理解なくして思考なし
 ↓
思考なくして仕組み化なし
 ↓
仕組み化なくして業績アップなし


です。

もし、「ウチの社員は何も考えないで仕事をしている」と日頃感じておられるのであれば、まずはものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつけることを意識しましょう。

弊社は成長や変革を求めるビジネスパーソン向けに、単なる知識やノウハウを提供するのではなく、仕事の軸や人生のベースとなる言葉を紡ぎ出す仕事に取り組んでいます。

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