知恵の和ノート

2022/07/26

ホームページもなく、広告宣伝もしないのに、なぜ長年事業を続けられるのか?(第438話)

カテゴリー :マーケティング

自分の中で首尾一貫してブレないものがないと、営業や広告に力を入れても、徒労に終わる懸念あり。

ホームページもなく、広告宣伝もしないのに、なぜ長年事業を続けられるのか?

「最初のお客様はどのようにして来られたのですか?」

月1回身体のメンテナンスのために通っている整体師の先生にお聞きしました。

その先生のお店、ホームページもなければ、広告宣伝も一切されていません。けれども、口コミでお客様が絶えない知る人ぞ知るお店です。私も10年以上前、ぎっくり腰になった際、クライアントさんから紹介してもらいました。


冒頭の質問に対する先生のご回答は以下の通り。

お店の入っているビルの1階にチラシを置いておいた
 ↓
そのチラシをある社長さんがたまたま見つけ、社員に「こんな所ができたらしいよ」と教えた
 ↓
その社員の方が施術を受けたところ、痛みが取れて、具合が良くなった
 ↓
それから紹介が紹介を呼んで、お客様が増えていった


施術の時間は1回30分ほどなのですが、毎回施術の間に予約を入れる電話が最低1回はかかってきます。

お会いすると、とてもやさしく親切な先生ですが、電話での対応は、どちらと言えばぶっきらぼう。テンション低めなので、もし先生のことをまったく知らない人が電話をかけてきたら、「ここに行くのはどうしよう?」と躊躇されるかもしれません(苦笑)。

つまり

・ホームページはない

・広告や宣伝は特にしていない

・電話対応は良いとは限らない

のに、お客様が絶えない訳です。

実際、私の妻も毎月通っており、義母も介護施設に入る前は定期的に通うなど、家族全員がお世話になっています。


腰痛などはいろいろな原因があるため、一度治療してもらえば、すぐに全快するものではありません。

もちろん、ひどい痛みは一時的に収まりますが、本格的に直したいなら、続けて通う必要があります。

そして、先生の治療方法は人の自然治癒力を大切にされています。

 

私の場合、ぎっくり腰になる要因として

・姿勢

・体重のかけ方

・心の緊張

などが重なっているというのが先生の見立て。

このため、長年続けていた姿勢等に関する固定観念を変える必要がありました。


具体的には

子供の頃に教えられた「良い姿勢」を維持するために、腰をそる姿勢が正しいと考えていた
 ↓
ただ、その姿勢は常に腰に緊張を強いるために、人の姿勢から言えば、不自然な形であった
 ↓
その固定観念を改めて、身体を緩める姿勢が身につかないと、また腰痛が起こる

という感じです。


私も最初に先生から教えられた自然な姿勢をやってみると、最初は「自分はだらしない姿勢をしているのでは」という感覚がありました。

けれども、実際に鏡で自分の姿を見てみると、特にだらしない姿ではなく、普通でした。そして、いつもやっていた「良い姿勢」を鏡で見ると、腰に緊張を強いている不自然な形であることが分かったのです。


初診では痛みを取ってもらった後、今後の方針についての説明があります。

自然治癒力を活用するため、劇的な変化がすぐに表れる訳ではありません。また、時には本来の姿勢に戻す過程で、ぶり返しの痛みが発生することもあります。そのため、先生は初診の後、「どうされますか?」と必ず質問されます。

私は先生の説明にすごく納得がいったので、「ぜひ、続けてお願いします」と答えて今に至ります。けれども、中には先生の説明する身体の姿勢や緩め方に違和感を覚えて、初診だけで終わる人もおられます。


このように考えてみると、先生の場合、開業以来、最初のお客様が来てから「自分の施術方法に対するブレは一切ない」ことが分かります。

また、治療方針に納得しないお客さんを深追いしないという潔さがあります。

そして、このようなブレのなさが

・腰痛がなくなった

・肩がこらなくなった

という具体的な成果につながっているため、紹介が紹介を呼ぶという自然の連鎖ができているのだと考えています。


・どうやって集客するのか

・何をお客様にアピールするのか

は事業を続けていく上で、大切です。

けれども、その前提として、自分の中で首尾一貫してブレないものがないと、いろいろ手を出しても徒労に終わる恐れがあります。

いわゆる営業活動を一切していないのに長年事業を続けておられる秘訣を身体のメンテナンスを受けながら学ばせてもらいました。


なお、もし、腰痛や肩こりで長年お悩みであれば、この先生をご紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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