知恵の和ノート
看板商品として売り続けるにはどのようなことに取り組めばよいか?(第468話)
必要な情報が簡単に入手できるようになった中、個性を活かし、常識の逆をつき、スピードをアップしないと、看板商品が埋もれてしまう恐れあり。
看板商品として長期的に売り続けるためには、以下のようなことに取り組むことが重要です。
1.品質の維持と向上
2.マーケティング戦略の見直し
3.顧客ロイヤルティの構築
4.ブランディングの強化
5.新商品の開発
1.品質の維持と向上
顧客は常に高品質な商品を求めています。そのため、看板商品として売り続けるためには、品質を維持するだけでなく、改善することも必要です。品質改善のために、顧客のフィードバックを積極的に収集し、改善点を把握しましょう。
2.マーケティング戦略の見直し
マーケティング戦略は常に変化しています。顧客の嗜好や市場環境が変わるにつれ、マーケティング戦略も変更する必要があります。看板商品として長期的に売り続けるためには、常に最新のマーケティング戦略を取り入れ、アップデートしましょう。
3.顧客ロイヤルティの構築
顧客ロイヤルティは、看板商品の長期的な成功に欠かせません。顧客に対して、特別なプロモーションや割引、クーポン、VIP会員特典などを提供することで、顧客のロイヤルティを高めることができます。
4.ブランディングの強化
看板商品としての認知度が高くなればなるほど、ブランディングの重要性が高まります。ブランディングの強化には、ロゴ、パッケージ、広告、プロモーションなどのデザインに注力し、看板商品としてのアイデンティティを確立することが必要です。
5.新商品の開発
顧客の嗜好が変化するにつれ、新商品の開発も重要です。看板商品として長期的に売り続けるためには、市場ニーズに合わせた新商品の開発を継続的に行い、多様な商品ラインナップを提供することが必要です。
いかがでしょうか?
実はこれ、いま流行りのChatGPTに「看板商品として売り続けるにはどのようなことに取り組めばよいでしょうか?」と質問したところ、出てきた回答です。
試験問題の答えとしては百点満点です。
ただし、この正解を知ったからといって
・具体的にどのようにするのか
・何を優先して取り組めば良いのか
・いくらぐらい費用がかかるのか
はよく分かりません。
インターネットが普及し、AIも発達したお蔭で
・必要な情報を入手する
・複雑な問題を整理する
・問題解決へのヒントを見つける
ことは誰でも簡単にできるようになりました。
一方、これを逆の側面から考えると
・必要な情報を入手する→経験で得られる時間を短縮できる
・複雑な問題を整理する→ポイントがすぐに把握できる
・問題解決へのヒントを見つける→似たような対策が生まれる
ことを意味します。
つまり、経験がなくても、自分の頭で考えなくても、「これなら上手くいきそうだ」という打ち手が見つかりやすくなる訳です。
こうなってくると、より経営資源を持っている会社がますます強くなり、経営資源の乏しい中小企業が力を発揮するのが難しくなる可能性があります。
このような状況を打破するにはAIのような技術も上手く活用しながら
- 自社の個性を大切にする
- 常識と考えられていることの逆を行く
- スピードを加速して変化に対応する
ことがますます求められます。
今週末も「看板商品を2ヵ月でつくろう」プロジェクトのオンライン説明会を開催します。
先日ご参加いただいた方からは以下のようなご感想をいただきました。
「とても分かりやすく説明していただきました。これまでもこのようなお話は聞いたことがあったのですが、自分事まで落とし込めるようなものではなかったので、納得感を得ることが出来ました。ありがとうございました。」
情報が溢れている中、「聞いたのはまったく初めてでした」ということよりは、「どこかで一度は聞いたことがあるかも」という情報がほとんどです。その際、「その情報を自分事として、自分の仕事に活かせるかどうか」については、まだAIは教えてくれません。
前述の「看板商品として売り続けるにはどのようなことに取り組めばよいでしょうか?」に対するChatGPTの回答では満足できない方はぜひご参加いただければと思います。
★「看板商品のつくり方講座」は「こちら」からお申込みいただけます。
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