知恵の和ノート

2014/06/10

ベストの結果はベストの工夫から生まれる(第14話)

カテゴリー :業務改善

リソース不足は言い訳のネタ
一歩一歩の工夫の積み重ねが成功のタネ

ベストの結果はベストの工夫から生まれる

いよいよサッカーワールドカップが開幕。

ザックジャパンには何とか予選リーグを突破し、前回大会を上回る成績、そして、できればベスト4を目指してほしいですね。

さて、そのサッカー日本代表のユニフォーム。

サムライブルーの青色が基調ですが、今回使用するユニフォームには、肩の部分に蛍光色の赤線が入り、アクセントになっています。

ところで、このユニフォーム、開発したアディダス社によると、

赤線を描くと塗料の分だけユニフォームが重くなる
 ↓
数グラムの違いだが、1試合で10キロ以上走る選手には負担になる
 ↓
約50パターンのデザインを試し、全体重量を前大会の96グラムを下回る90グラムに抑えた

そうです。(「日経新聞」参照)

あくまでベストを追求する姿勢。見習いたいですね。
 

さて、中小企業の場合、どうしても経営資源に限りがあります。

このため、「ウチではそこまでできません」「本当はやりたいけど、ちょっと難しい」といったように、すぐにできない理由を口にする傾向があります。

しかしながら、「なぜ(Why)できないか」を上げだすと、きりがありません。

  • 社員のレベルが低い
  • 開発費が足りない
  • 忙しくて時間がない ・・・


では、そんな会社に

  • 優秀な社員が入る
  • お金を銀行から借りる
  • 時間をたっぷり与える

という条件が備われば、いい商品ができるかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

たいていの場合、

  • 「期待していたけれど、思ったよりも出来が悪い」
  • 「このくらいのお金じゃ全然足りない」
  • 「もう少し時間があれば・・・」

というように、また新たにできない理由を探すことになります。

一方で、「なぜ(Why)できないか」ではなく、そこから更に一歩踏み込んで「どうしたら(How)できるか」を常に考え続けることで次への展開が生れます。

先のアディダス社にしても、「どうやったら赤線を描いてもユニフォームが重くならないか」を四六時中考えていろいろと試した結果、以前よりも6グラム軽いユニホームを完成させました。

そして、その背景には「ユニフォームを着る選手にベストのコンディションで試合に臨んでもらうにはどうすればいいのか」という発想がありました。

大企業であっても、中小企業であっても「クライアントにとってベストなものは何か」を考える点では優劣の差はありません。

そのベストを目指して自社がどこまでベストを尽くしたか、その一歩、一歩の積み重ねが勝負の分かれ目になります。

ところで、サッカー日本代表のユニフォーム。試合が始まる前に円陣を組んだ時、上から見ると赤線が一つの輪になります。

この輪は日本の特徴である「和」。日本の技術力を結集した和の力に期待します。

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